1/8ページ目 「なあ、秋火、ホントに覚えてないのか?」 「仕方無いじゃない、本当に会ってないんだから…」 この男の正体は、謎。 男に興味の無い人にとっては、ただの不審者。 …と言うワケで。 「3日間の自宅謹慎を命じます」 「何だって!? 秋火、どうしたんだよ」 「…あ、秋火さん、流石にそこまでは…」 「いいえ。3日でも甘い方よ。本来のこの学校の ルールだったら、最低でも一週間なんだぞ」 「あ…そうでしたわね…ごめんなさい…」 …そうだ。唯一の難点は、すぐ謝るところだ。 すぐ謝ってしまっては、こっちも言い様が 無いではないか。単純に言えば、こっちが照れる。 「…んで!自宅謹慎とは言ったけど! あんたは寮なの?自宅なの!?ハッキリしなさい!」 「そ、そんなに怒んなくても良いじゃねぇかよ!」 「だって名乗られてもいないのよ?そんな奴に 優しい態度なんて取れるわけないでしょ!」 「…そう言えば、そうでしたわね。少年、名乗りなさい」 「しょ、少年って…ユウカと同い年だぜ」 あ…。この不審者、やっちまった。 不審者、ざまぁみろ。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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