小説

空に浮く城#1

ここはずっとずっと北にある国のそのまた上にある外空国。

地上の人々は憧れ夢見るこの国¨ウラウン¨は今日も高く聳え建つ

外会国人は決して¨ウラウン¨に踏み入れる事を許されない

何故ならば
人間に必要な空気がないのだ
どういう訳か宇宙服を着用しても通用しない
最先端の科学をもってしても解明出来ず、交流は¨ウラウン¨に生きる人間が下り立つ他なかった

憧れやまないその国の王は
僅か13歳の少年であった。




「アルカナ王!またかくれんぼですか!」

「いい加減になさいませ!」

……。
「馬鹿共め、こうしているのには訳があるのだ。いつも飽きずに考えもせず追いかけるだけか。」

「それは私も含まれるお言葉ですか?」

「フリデシャル!?」

アルカナはギョッとしたと同時にため息をついた

背丈185の大人の男は金色の髪の少年、アルカナ王にニコリと微笑みお辞儀をした。

観念せざるえないアルカナはブラック珈琲を社室に持ってくる様に伝え、15分の短い逃亡を諦めた。





「…アイツめ、いつかあの魔法使用を辞めさせてやる。」


王とてフリデシャルの存在は厄介であった







世界中でたった2人だけの
魔法使い者だからだ





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