小説

0と2

六畳半の空間に自分以外の他人に踏み入れられたくなくて、数年前から何もなかった晴男の部屋にホームセンターで買って来た鍵を付けている。

始めの頃は母親にため息をつかれたりしたが、父親がプライバシーを尊重してあげようと母を説得させてくれたのだ

けれどこの鍵はそれ程の役目などは無い

本当のプライバシーとくくれるものはTVボード替わりの平たいタンスの引き出しの鍵であった。



一通りサイトの掲示板を眺めた後、ベットの底にテープで貼り付けた鍵を取り出し引き出しを開けた。

表面にはTシャツが見える

その奥の下の紙袋を取り出した



包丁、ナイフ、睡眠薬。



1日1回これらを確認するのが晴男の日課であった。


実行する準備は当の昔に出来ている。




[先頭ページを開く]
[指定ページを開く]


<<重要なお知らせ>>

@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
@peps!・Chip!!は、2024年5月末をもってサービスを終了させていただきます。
詳しくは
@peps!サービス終了のお知らせ
Chip!!サービス終了のお知らせ
をご確認ください。




w友達に教えるw
[ホムペ作成][新着記事]
[編集]

無料ホームページ作成は@peps!
無料ホムペ素材も超充実ァ