モニカ・ゼタールンド（Monica Zetterlund 本名：エヴァ・モニカ・ニルソン 1937年9月20日生）［スウェーデン・歌手/女優］
スウェーデンのヴェルムランド地方にあるハーグフォシュという小さな町で生まれる。父親がテナーサックス奏者、母親がベーシストという音楽一家であった。幼少の頃から音楽に親しみ、19歳でデビュー。1959年には渡米し、1964年にビル・エヴァンスと録音したジャズ・アルバム『ワルツ・フォー・デビイ』が世界的にブレイクした。
生涯にわたって海外やアメリカのジャズ・ミュージシャン、作曲家の曲を歌ったほか、スウェーデンのシンガーソングライターの曲もたくさん取り上げた。その後、彼女は女優としても活躍したが、酷い脊柱側彎症のため1999年に引退を余儀なくされた。
晩年は車椅子の生活を送っていたが、2005年の5月12日、ストックホルムの自宅マンションにて発生した火災で、悲劇的な死を遂げた。ベットでの寝タバコが原因で通報したのはモニカ本人で、その時「こんな事で死にたくないわ」と言ったという。
2005年5月12日死去(享年67)
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